2025年4月23日水曜日

ガンニバル

週刊ゴラクで連載されてた漫画の実写ドラマを、ディズニープラスがシーズン1とシーズン2に分けて放送していました。つい、今しがた、そのシーズン2を観終わった所。
ネットのあらゆる所をみて感想を書いている様を見ると、結構多くの視聴者は、実写ドラマで初めて観たという人が多そう。しかし私は、週刊ゴラクで連載が始まった時から、ほぼ最後まで通しで原作を踏破してて筋も解ってる。原作の当時からドラマ化を待望してたので、ディズニープラスで配信決定!の告知があったからこそ、ディズニープラスを契約した程。

原作のものすごい世界観が、割合そのまま実写として表現された事には、とても感動している。最終回付近では原作終了後に加筆された、村人の後藤家に対する復習の話も含まれてたのも、とてもありがたかった。(その復習劇の話は読んでない。)
この話は、人を喰ってるかもしれないという一族のいる村の様子が描かれたもの。テーマは極端にしても、限界集落の様子は、現実にもありそうな話。限界集落暮らしを画策してた時期もあったが、その折、このガンニバル(原作)の話を観たり、現実には山口で限界集落で村八分にされた人による殺人事件等があったりなどで、私自身の田舎暮らし計画も白紙にしたものだ。
ディズニープラスで公開された事もあいまって、ガンニバルは自分の中では、とてもマイブームにはなっている。私としては過去みた動画作品の中では最も興味深いものだったかも。だが、リアルの身近な人とはその話題も避けている。舞台が岡山ということもあり、身近に岡山に関係する人も結構いるし、シャレにもならないだろうから。

今日最終回を迎え、以降、何度かガンニバルを視聴し尽くした後、解約するかどうかは考えようと思っている。他にも面白い作品がリリースされたり、関心を持ち続ける事が出来れば、契約はこのまま維持かもしれないが。
最終回の最後の最後では、原作と大きく異なり、凄く意味不明な終わり方をしている。原作では、後藤家だけじゃなく、村人も食人習慣もってたり、警官もニゲルナという激で今後も立ち向かう的な表現で集結していたが、今回の実写ドラマは、殆どの事がケリがついてしまった。そして最後、新しい駐在が村に訪れ、駐在所を掃除してた女性に案内される。「あの家は?」の新駐在の質問に「あの人の家じゃね?直接聞いてみたら?」どういう意味を含むのか、考える程に意味不明。(そのまんまの通りに捉えると、ただの日常会話なのだが、「あの人」は数日前迄は村では現人神の巨人を指していたし、人口の少ない過疎の村では解る筈なのになぜ答えないのか?等)
もし、この作品を観尽くした人がいれば、そのへんどう想うのかの感想を聞いてみたい所です。


1 件のコメント:

  1. 最後の「あの人」について。
    今、Xでガンニバル視聴しながらの実況放送を観ていました。一番最後のシーンを、作品を観ながら、コメンテータの狩野英孝のコメントを参考に見ると、あれは前駐在の阿川っぽい事が判明。遠巻きで映してただけに解り難かったが、二度目を観てなるほどと理解出来ました。

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